眼精疲労からくる頭痛と目の奥の痛み

ドライアイ治療薬には他にもいくつか種類があります。
ティアバランスはヒアルロン酸製剤で、外から保湿成分を補うものです。ヒアルロン酸製剤には0.1%と0.3%のものがありますが、0.3%は試してみられましたか？また、重症ドライアイで角膜の状態が改善しない場合、点眼液に含まれる防腐剤が原因がのこともあり、この場合は防腐剤を含有しないものが良いことがあります。
他に、涙液の分泌を改善する物や目の表面の状態を改善するものなど、ドライアイ治療薬でも作用機序が異なる目薬がありますので、これらを試してみられてはどうかと思いますが、おかかりの眼科ではこれらのご提案はございませんでしたか？
眼表面に涙を留めるための涙点プラグと言うのもあります。

眼精疲労については、重症の場合、目薬は補助的な効果しか期待できないことが多いです。スマホやパソコンを長時間見ている方は、作業時間を短縮する、屈折異常が有れば適切な眼鏡を使用する、モニター位置や姿勢、部屋の明るさや湿度の調整。また、睡眠不足やストレスが要因になっている方もおられます。
もし肩こり等があれば、整形外科的な原因がないかどうか受診してみられても良いかも知れません。

複数の眼科に行かれて改善がなかったとのことで、可能でしたらドライアイを専門に挙げている眼科を受診してみられると良いかと存じます。

お大事になさってください。

極度のドライアイと言われたのにもかかわらず処方された点眼薬がティアバランスしか出ていないと言うのがどうかと思いますが、授乳中と言うことを考慮されたからでしょうか。重症のドライアイであればジクアスやムコスタなどの良い点眼薬もありますしさらに涙点プラグと言う治療法もありますので治療法がないと言われたのは。。。ジクアスであれば添付文書で確認しましたが、授乳中でも使用可能ですし。

カルテオロール点眼薬を眼精疲労からくる頭痛に使用すると言う事は私は経験がないのですが、片頭痛に対し塩酸カルテオロール内服薬、と言う記事は目にしたことがあります(専門外なので詳細は分かりませんが)。
ただ眼科では一般的に眼精疲労に対してその薬を処方すると言う事はないと思います。

パソコンやスマホなどの長時間の利用がある場合は眼精疲労やドライアイの原因になることがありますのでできるだけ控えるようにしておきましょう。
点眼薬だけでもドライアイの症状が改善しないようでしたら涙点プラグを使用した治療法もあります。
眼精疲労は肩こりなどの悪化要因にもなり筋緊張性頭痛の悪化要因にもなります。
頭痛が続くようでしたら頭痛外来や神経内科などでも相談してみるとよいと思います。
基本的に点眼薬が授乳に影響することはありません。

ご質問ありがとうございます。
＞眼精疲労からくる頭痛と目の奥の痛み
そのような物はありません。
目の奥が痛い、、、、原因は目とは限りません。
首や肩は凝っていませんか？
頭痛は後頭部ではありませんか？
副鼻腔炎はありませんか？
どれかがYESなら、ご返事を下さい。
どうかお大事になさってください。