3日前から熱が上がったり下がったりしています

ご質問ありがとうございます。現在の症状や経過を拝見すると、以下の点が気になります。特にトキシックショック症候群（TSS）の可能性も考慮する必要があります。

1) 発熱とカンジダの関係について
カンジダ感染自体が高熱や全身の症状を引き起こすことは通常ありません。ただし、膣カンジダ症が広範囲に進行した場合や、基礎疾患などで免疫が低下している場合、稀に全身性の感染（カンジダ血症）に進展することが稀ながらあります。発熱とカンジダが関係している可能性は低いものの、他の感染症と合併している可能性も否定できません。

2) ただの風邪かどうか
現在の症状は「ただの風邪」とは考えにくいです。次の点が気になります：
高熱（40℃以上）が続いている
解熱剤が効きにくい
のどの痛みや咳、鼻水といった上気道炎症状はない
全身の痛み、特に背中・下腹部の痛み
腫れや発赤、痒みといった皮膚症状

これらはウイルス性の風邪ではあまり見られない特徴です。また、血尿や明らかな排尿時痛がなくとも、尿路感染症や腎盂腎炎の可能性も考慮する必要があります。

さらに、生理中とのことですが、生理用品（特にタンポン）を使用している場合は、トキシックショック症候群（TSS）が鑑別に挙がります。TSSは黄色ブドウ球菌が産生する毒素によって引き起こされ、急激な高熱、発疹、低血圧などの症状を伴います。症状が進むと重篤化するため、注意が必要です。

3) 解熱剤を使用し週明けまで様子見で大丈夫か
現在の状態で週明けまで様子を見るのも考えられますが、悪寒が生じるのであれば評価のために救急外来受診もご検討ください。

以下の理由で早急な受診をお勧めします：
高熱が繰り返し発生し、解熱剤の効果が不十分
発赤・腫れ・痛みといった局所症状が出現している
全身の痛みや悪寒が続いている
特にTSSの可能性がある場合、迅速な診断と治療が必要です。
生理用品にタンポンを使用している場合は、直ちに取り除き、医療機関に相談してください。

今後の対応
再受診時期の検討
休日・夜間は救急外来、平日は内科で診察を受けてください。
TSSが疑われる場合、血液検査や血液培養検査が必要です。
タンポンの使用中止：もしタンポンを使用中であれば、すぐに取り除いてください。

症状の記録
発熱や皮膚症状の変化を記録し、医師に正確に伝えましょう。
一刻も早く適切な治療を受けることをお勧めします。

お大事になさってください。

お辛いですね。現在の症状について、気になる点をいくつか挙げますね。発熱が続いており、さらに全身の痒みや腫れ、左前腕から手掌にかけての腫脹や発赤、痛みが出ていることから、通常の風邪やカンジダ症状だけでは説明しづらい状態に思われます。

まず、カンジダ感染自体は一般的には高熱を引き起こすことは少ないため、今回の発熱と直接の関係がある可能性は低いかもしれません。ただし、免疫力が低下している場合には、カンジダ感染が他の感染症と重なり、体調全体に影響を与える可能性もあります。

次に、症状が「ただの風邪」だけでは説明できない要素があります。特に、全身の痛み、痒み、腫れや発赤が特徴的で、加えて発熱が40℃に達するようなパターンは、他の感染症や免疫反応、または体内の炎症反応を示唆する可能性があります。膀胱炎などの尿路感染症で典型的な排尿時痛や血尿がないことから、必ずしも尿路系の感染症とは限らないものの、下腹部の痛みがあるため関連性も否定はできません。

解熱剤についてですが、カロナールがあまり効いていないという点や、解熱剤で一時的に熱が下がっても繰り返すという点から、体内で炎症が継続している可能性が考えられます。ボルタレンである程度効果が出ているようですが、それでも繰り返す熱や新たな症状（発赤や腫れ）があるため、週明けまで様子を見るのは負担が大きいように思えます。

どうか今後もご自身の体調を最優先に、十分に安静にしてお過ごしください。体調に変化があれば、無理をせず適切な対応をとってくださいね。お大事にしてください。

1 カンジダとはまず関連はしないと思いますが、カンジダの様な症状ですからカンジダとも決まっていないわけですね。
2 風邪とはちょっと違う印象です。
3 全身状態の悪化があれば明日でも受診ですが、日曜日の外来ではできる事が限られています。

１帯下が多いなら、可能性はあります。
２考えやすくうがいして水分補給し安静にしてください。
３もう少し経過観察は可能でしょう。

手掌の赤みが特に特徴的ということはないように見え何らかの感染に伴う非特異的症状のように思います。熱が高くカンジダが原因とは考えにくいのですが何の感染かは不明です。明日熱が続いているようでしたらも休日診療を受診をされて採血もお願いされてみてはいかがでしょうか。