強度近視の白内障レンズの焦点距離について

両眼の白内障手術を予定しており、医師からは単焦点レンズでデスクトップパソコンなどが見やすい焦点距離50センチくらいがいいのではないかと勧められています。
強度近視で矯正視力は0.7と0.4です。老眼も進んでいると感じています。
早期の緑内障対策のため、毎日キサラタンを点眼しています。
今、裸眼でピントがあっているのは15センチくらいで、遠近両用眼鏡をかけていますが、スマホや小さな文字を見るときは眼鏡を外しています。
ずっと眼鏡をかけていますので、白内障手術後も眼鏡をかけることは全く苦になりませんが、見る距離によって眼鏡をかけ替えたり外したりするのは避けたいです。
術後の焦点を何センチにするのがいいのか迷っています。
そこで以下の点についてご教示いただけないでしょうか。

・術後の眼鏡についてですが、50センチにすると遠近両用眼鏡を用意し、30センチなら近視用眼鏡を用意すれば、眼鏡をかけ替えたり外したりしないで、スマホ、読書、パソコン、テレビ、運転、ゴルフなどができるのでしょうか。
・強度近視の場合には弱い近視を残すのがいいと聞くことがありますが、どういう状態にすることなのでしょうか。メリットはどういうところにあるのでしょうか。
・術後の焦点距離については誤差もあるようですが、30センチを選ぶとどのようなリスクやデメリットがあるのでしょうか。また、50センチを選んだ際のリスクやデメリットはどうでしょうか。

写真が見えません検索 白内障手術後運転

・術後の眼鏡についてですが、50センチにすると遠近両用眼鏡を用意し、30センチなら近視用眼鏡を用意すれば、眼鏡をかけ替えたり、外したりしないで、スマホ、読書、パソコン、テレビ、運転、ゴルフなどできるのでしょうか。
   ⇒30cm距離ですとパソコン距離と(中距離)テレビ運転ゴルフの遠距離とそれぞれ眼鏡がいるか,または遠中距離両用メガネがいるかもしれません。

・強度近視の場合には弱い近視を残すのがいいと聞くことがありますが、どういう状態にすることなのでしょうか。メリットはどうゆうところにあるのでしょうか。
  ⇒ー1D程度の近視(焦点距離は1m、裸眼視力は0.4前後)を残しておいた方が今まで強度近視できた人は脳があまり混乱しにくい、慣れやすいですね。特に裸眼で1.0にしてしまうと手元がみえないので 近視で眼鏡を外せば手元が見えていた人は不自由に感じる可能性があります。

・術後の焦点距離については誤差もあるようですが、30センチを選ぶとどのようなリスクやデメリットがあるのでしょうか。また、50センチを選んだ際のリスクとかデメリットはどうでしょうか。
 ⇒30cmをねらっても20~40cmの幅の誤差が出る可能性があり、50cmでも誤差が出る可能性があります。より近視が強めに度数がなってしまうと手元はいいが遠くが裸眼でみえにくい、などでしょうか。

弱い近視というのが30センチぐらいにピントが合う度数と思います。裸眼で手元、遠方は眼鏡で、今と同じような使い勝手になると思いますので、強度近視の方には単焦点で30センチが一番お勧めと思います。
50センチにピントを合わせると、パソコン程度の距離になりますので、読み書きの時などに近用眼鏡が必要になる可能性があります。
お大事に。

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。

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