36歳の姉の事です。本日起床してから普段通りの生活をしていましたが、突然右の肩甲骨の辺りから寝違えた様な痛みを感じたと思った瞬間、１分後くらいには右の肩甲骨、肩、背中、首に激痛が走り全く動かせなくなりました。首も動かすと激痛の様です。湿布をはり、しばらくソファーに座り体を動かさないようにしていたのですが、４時間くらい経ってきたら痛みが少し和らいできて、首も動かせる様になり、今は右の肩甲骨の痛みが少しあるくらいで普通に歩けるようにもなりました。
寝違えた場合、激痛からこんなにすぐ数時間でよくなる事ってあるのでしょうか？
動脈解離も肩甲骨の辺りが痛くなるときき心配です。ちなみに両親高血圧で治療中で、姉は最近血圧を測っていない為不明です。
写真が見えません検索 肩甲骨寝違えたような痛
頚椎部での神経障害が原因で、背部痛・肩甲部痛・背部の神経刺激症状が生じてくることがあります。
代表的な疾患は頚椎椎間板ヘルニアです。頚椎の５番目と６番目の骨の間の椎間板が突出して神経（第６頚椎神経根）を圧迫した場合に肩甲骨内側を中心とした背部痛等の症状をきたします。
繰り返す負荷や急なひねり動作による急激な椎間板内圧の上昇が原因で、椎間板の外側のドーナッツ状の組織である線維輪に亀裂が入ることで頚椎部、肩甲部に痛みが生じます。
椎間板内部にある髄核というジェリー状の組織が線維輪の亀裂部分から神経方向に膨隆したり飛び出したりした状態が椎間板ヘルニアです。
飛び出した椎間板組織が神経を圧迫することで頚椎、肩甲部、上肢へ放散する神経痛が生じます。
安静や投薬、神経根ブロックなどの保存療法で症状の軽減が得られる場合の方が多いのですが、圧迫が強い場合や、神経麻痺症状が出ている場合には手術の適応となります。
上を向く動作（頸椎伸展）にて神経の通り道（脊柱管）が狭くなり神経を圧迫しやすくなりますので、できるだけ上を向かないようにしてください。PCやスマホの画面を長時間凝視することも悪化因子となります。
頚椎のMRI検査が必要です。整形外科を受診してみてください。
頚椎椎間板ヘルニアによる神経痛などが疑われますが、直接拝見して調べないとなんとも申し上げようがありません。整形外科の専門医を受診して精査していただきましょう。
頸椎において神経の圧迫があるために肩甲骨周囲に痛みが出ることがあります。
椎間板ヘルニアという可能性もありますが、鎮痛剤を服用しても痛みが治まらない場合は、
整形外科で見ていただくと良いと思います。
頸椎から胸椎ヘルニアまでありそうです、姿勢は問題ないでしょうか
動脈は激痛ですぐに良くならないですが念のため、内科と整形で明日は詳しくお聞きしたほうが無難です
指のしびれもあるのでしょうか、
頸椎疾患の痛みとしては典型的ではありません。胸部疾患では数時間で症状改善することはありません。先ず重病リスクがある内科受診をおすすめします。異常なければ整形外科受診なさって下さい。
頸椎由来のツボの痛みでしょう。
お近くの整形外科でトリガーポイント注射を
お願いしてください。また脊椎のレントゲン検査も
併せてお聞きください。お大事になさってください。
動脈解離の場合、痛みのほかに冷や汗や痺れなどもう少し症状もいろいろ出てきます。肩甲骨の痛みの多くは筋や頚椎での神経圧迫に伴う痛みが多いです。
