頚椎ヘルニアと下肢のしびれ

先月、7月16日に首を曲げた際、激痛が走り、しばらく曲げると痛みがありました。翌日、右手首と右腕の痺れ、右足首上の筋辺りを朝方こむら返りのようにつっぱりました。首、肩が重く、後頭部痛が続いたため、整形外科を受診しました。

MRIの結果、頸部の4番5番が軽いヘルニア、5番6番は骨が牙のようになっていて、しっかりヘルニアと診断されました。リリカ25mgから始め、リリカ50mgを飲み始めた際、首と肩の重み、手の痺れ、後頭部痛は軽くなりました(右耳後ろ辺りがピリっと頭痛が繰り返されますが)。しかし、右足の痺れの範囲が親指付け根あたりから足首上の膝近くまでに広がり、1日中痺れている感じです。

また、右足の親指付け根から土踏まずのあたりも歩くと痛むようになってきました。整形外科に再度足の症状を伝えると、リリカを75mgに増量されました。その時撮ったレントゲンでは異常なしでした。

以下の質問があります。

1. リリカは痺れに効果があるのか?
2. 頸椎ヘルニアは足の痺れが出るものなのか?
3. 頸椎ヘルニアの末期に下肢症状があるとネットに書いてありましたが、こちらに当てはまるのか?
4. 足の痺れに有効な薬はありますか?

上記について教えていただきたいです。

写真が見えません検索 頚椎ヘルニア5番6番症状

1:神経障害性疼痛に対して効果のある薬ですが、すべての症例に有効であるわけではありません。
2:繰り返す負荷や急なひねり動作による急激な椎間板内圧の上昇が原因で、椎間板の外側のドーナッツ状の組織である線維輪に亀裂が入ることで頚椎部に痛みが生じます。
椎間板内部にある髄核というジェリー状の組織が線維輪の亀裂部分から神経方向に膨隆したり飛び出したりした状態が椎間板ヘルニアです。
飛び出した椎間板組織が神経を圧迫することで頚椎部、肩甲部、上肢の神経障害症状が生じます。脊髄本体が圧迫されている場合には下肢の神経症状も出てくることがあります。
3:脊髄本体に圧迫が存在しているということです。末期ということではありません。
4:下肢の痺れに特化して効く薬は存在しません。

椎間板ヘルニアによって頚髄の圧迫が強い場合は下肢に症状も出ることはあります。ただ腰椎に原因があるという
こともありますから、腰椎の検査もしていただくとよいと思います。
痺れについては神経の圧迫、そこでの炎症などが関係てしていることがあります。
なかなかすぐに改善ということは難しい場合も多いですが、消炎鎮痛剤、神経障害性疼痛に対しての薬(リリカなど)、
ビタミンB12など用いて経過を見ることはあります。

軽度の頸椎椎間板ヘルニアでは足の痺れまでは起こりません。
腰椎椎間板ヘルニアなども疑われますので、腰椎の精査をしていただきましょう。
ちなみにリリカは神経障害性疼痛治療薬ですから、基本的には痺れには効果はありません。痺れにはノイロトロピンやビタミンB12が有効ですが、即効性はなく、長く服用してみないと効果の判定は出来ません。

右足の痺れの範囲が親指付け根あたりから足首上の膝近くまでに拡がり1日中痺れている感じです。…………腰椎疾患が疑わしいかと思います。腰椎MRI検査おすすめします。腰椎の症状であればリリカは効果あります。

痺れにはそれほど効果はないです。
足は別と考えます。
痺れの特効薬はいまのところないです。

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。

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