85歳の母の胃瘻、経鼻経管栄養について

85歳の母が心不全の末期症状と診断され、食べることもあまりできず、現在点滴をしております。このまま食事が取れない場合、経鼻経管栄養をするか確認されました。先生は延命措置に当たることなので、あまり勧めないと言います。この他胃瘻もあるけど、高齢の母には体力が持たないのではとか、対応してくれる病院があるかどうかとも言われました。
家族間でも、意見が割れております。胃瘻、経鼻経管栄養、点滴のみ、正直どうしたらいいのか判断できずにおります。
私は母にはもう少し生きていてほしい。でも、胃瘻は体力的に無理なのかな…経鼻経管栄養は苦しくて手にグローブをするとまで言われると…。
決めるのは家族なのでこのような相談で申し訳ありませんが、もしアドバイスをいただけましたらと思います。

写真が見えません検索 心不全食事

胃ろうや中心静脈栄養は残念ながらあくまで其の場凌ぎでしかなくなんの根本的解決にもなりません
心不全末期の場合呼吸苦も出てくるため、そんな状況で無理矢理栄養だけ流してもご本人の苦痛が長引くだけで終わる可能性が極めて高いです
ご家族の皆様に生活や仕事なげうってでも自分達の力で最期まで介護する強い覚悟があるケースでもなければ、胃ろうなどやったところでこんなはずじゃなかった…となるのが目に見えてますし実際そういうケースを山ほどみてきました

ご相談ありがとうございます。
延命措置についての判断は本当に難しい問題だと思います。
経鼻経管栄養は、鼻からチューブを通して栄養を投与する方法ですが、チューブが咽頭部を通過するため、不快感がとても強いのが特徴です。
自己抜去を防ぐために、手にグローブをはめるなどの身体拘束が必要になることも少なくありません。
一方、胃瘻は直接お腹から胃にチューブを通す方法ですが、高齢者には手術のリスクや術後の合併症が懸念されます。
また、経鼻経管栄養と同様に、自己抜去予防のために身体拘束を要することがあります。
これらの処置は、症状の改善が期待できる場合には検討される選択肢ですが、お母様の場合は延命が主な目的になるのだと思われます。
ここで大切なのは、お母様ご自身がどのような終末期の過ごし方を望んでいたかということです。
もし、お母様が不快感を伴う処置であっても延命を強く希望していたのであれば、選択肢として考慮しても良いかもしれません。
しかし、そうでないのであれば、無理に行うことはおすすめしません。
点滴のみで自然な形で最期を迎えることも、立派な選択肢の一つだと考えます。
ご家族で話し合い、お母様の意思を尊重しながら、最善の方針を決めていくことが何より重要です。

食事の管理についてご心配のことと思われます。

1分1秒でも長く生きてほしいということなら胃瘻や胃管は選択肢となりますが、延命的な意味合いとなります。

お母様が認知でないなら、お母様に直接ご相談されるとよいかと思われます。もし認知症ならば、判断ができた頃に、どのように言ってたか、聞いたことがなければ、それまでの考え方や性格、生き方などから近しい方が推測するしかありません。

ご参考になれば幸いです

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。

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