自律神経に関わる更年期漢方薬の相談

更年期障害で、自律神経の不調があり、クラシエの加味逍遥散エキス顆粒、クラシエの半夏厚朴湯エキス顆粒を服用していました。
火照りや発汗が酷いため、クラシエの白虎加人参湯エキス錠が追加され、服用していました。
白虎加人参湯入りは効いている感じがなく、微熱や倦怠感、実際に異常はないのに喉の痛みや耳神経痛が現れたため、内科に相談したところ、ツムラの補中益気湯が処方されました。
婦人科の医師は「3種類までは合わせて飲んでも良い」と言っていましたが、現在は内科のツムラ補中益気湯だけを服用し始めて10日ほど経ちます。
ただ、不安感や喉の詰まり、息苦しさなどがまた感じられるため、加味逍遥散と半夏厚朴湯を復活したいのですが、これにツムラの補中益気湯を併用しても大丈夫でしょうか?
前者はクラシエなので、ダメでしょうか?
ずっと微熱や風邪症状が出たり引いたりしていたので、なかなか婦人科の敷居が高く相談に行けなかったので、こちらに書かせていただきました。

写真が見えません検索 補中益気湯と自律神経失調症

ご質問ありがとうございます。

1、漢方薬は多くても3種類にして下さい。飲み合わせを考えタイミングを朝ー昼ー夕ー寝る前に分散して下さい。
頓用に出来るものは、頓用でお使いください。

2、症状治療に優先順位をつけてください。何が最も辛くて、無視できる様な症状はありませんか?

3、効いて来たら3→2→1と減らし、代わりに他の漢方薬が使える様になります。

4、提案
①食欲が無いなら補中益気湯を優先してください。
②白虎加人参湯は除いてください。
③喉が苦しいうちは半夏厚朴湯を1日3回続けてください。
④火照りや発汗時には加味逍遥散を頓用でお使いください。

どうかお大事になさってください。

複数の漢方薬を併用しますと、甘草という生薬が重なりやすく、過剰摂取となることで偽性アルドステロン症という副作用が生じることがあります。そのため、併用は2剤までにされた方が安全ですが、半夏厚朴湯は甘草を含みませんので、3剤併用されても問題ありません。どうぞ御大切になさって下さい。

流石に併用が多すぎます。
一度、漢方医を受診して相談してください。漢方薬は西洋薬のように症状に合わせて処方するのではなく、陰陽虚実の証に合わせて処方するものです。

加味逍遥散、半夏厚朴湯と補中益気湯の併用に特に問題はないと思います。お大事に。

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。

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