膵臓癌ステージ4。声枯れ、体重減少、日中にうとうとします。後ろの腰が痛く、昨日から食欲が落ちてきました。
左首横リンパあたりに少々転移があり、腰の脊髄にも転移がわかりました。そのため、全身の転移の検査の予約を急遽入れました。
薬は手術が間に合わず抗がん剤を使用しています。また、糖尿病を持病として持っていたため、そのインシュリンなどの薬も服用しています。肝臓の数値が良くなったのでリンデロンは処方されなくなりました。
日中は屋外活動をしており、そこで人と会って立ち話をし、できる範囲で生活しています。時々居眠りしてしまいますが、それなりに充実しています。
1. 実際、あとどのくらいの寿命でしょうか。
2. 自立して生活できる期間はどのくらいでしょうか。
3. 入院はどのくらいすることになりますか。
満足した人生を終わらせる準備をしたいのです。
写真が見えません検索 膵臓癌ステージ4余命
ご質問いただきありがとうございます。人それぞれという部分はありますが、食事が取れなくなってきたらもう1ヶ月や2ヶ月と考えてもらったらいいかとは思います、そして自立して生活できる期間となるとその半分ぐらいとなるでしょう
入院に関しては必ずしもする必要はありません、往診で看取りまで見てくれるような先生もいますし、最後までお家で過ごすという方も結構おられますよ。今はコロナの関係で入院しちゃうと家族の面談もできないし可能であればお家で過ごすのが家族と過ごせていいかとは思います。
もしくはギリギリまでお家で過ごしてどうにもこうにも行かなくなったらその時点で入院ということでもいいと思います
強い痛みが出てくる前にちょっとした痛みでもあれば早め早めに麻薬などをはじめてしっかり痛みを取るように心がけてくださいね。麻薬で寿命を縮めるということはないし、痛みを我慢して生きないといけないということもないですからね
直接診察するわけではないですが、少しでも何かお役に立てれたら幸いです
、わかりにくいことがあれば聞いてくださいね。
ご質問有難うございます。
１．実際に拝見しておりませんが、文面からは月単位かと思います。
２．週単位かと思います。
３．不明です。最後まで在宅療養される方もいらっしゃいますし、家族から押し付けられるように病院に入る方もいます。ご本人の希望とご家族の受け入れるお気持ち次第かと思います。コロナ禍ですので、入院すると、相談者様含めてご家族との面会も困難となり、最期までさみしい思いをさせてしまう事があるということを認識しておくべきです。
寿命を言い当てることは出来ません。口から食べて、今のように会話を楽しんで、気力が物を言うのだと思います。食べられているうちは大丈夫です。食べられなくなったら、「メイバランス」などの栄養補助飲料なども使いながら、体力を維持してください。入院は、やはり食べられない時がきっかけとして多いと思います。
一般に患者さんの生命予後を医学的に予測すること簡単ではありません。
それができるとすれば、これまでの臨床経過を知っている主治医の予測が最も正確なものと期待されます。
やはり主治医に時間を作って頂いて、きちんと説明をして頂くのが良いと考えます。
お大事にして下さい。
医師が言う予後というにはただ印象に過ぎず、実際は当てにならないことも多いです。
そのためわからないというのが実情で、満足した最後を迎えるに必要な準備などは早めに行いましょう。
入院期間に関してもそのまま在宅生活困難となってしまえば最後まで入院となる可能性もあります。
