膵癌ステージ4bの余命を知りたい

膵臓癌ステージ4bの診断を受けている患者の家族です。

転移しているため、手術はできないと言われています。余命を知っておき、元気なうちにできるだけのことをしてあげたいと考えています。本人が同席していることが多いため、主治医には聞くことができません。

抗がん剤治療の期間については「個人差があるのでわからない」と言われています。ネットで見つけた添付の画像では、生存率が1年以上が20%、2年以上が10%、3年以上が4.4%、5年以上が2.7%となっているように読めます。

ほかで見かける数字よりもずっと希望が持てるように感じられますが、これは治療の進歩による改善でしょうか。あくまでも統計にすぎないことはわかっていますが、ステージ4bの最新のデータなどがわかれば教えていただけますか。患者の年齢別の違いなどもあれば知りたいです。

写真が見えません検索 膵臓癌ステージ4余命

個々の患者さん生命予後を推測することは困難です。
全国のがん治療施設の平均的な予後を示すデータは以下のようなサイトで可能です。
https://hbcr-survival.ganjoho.jp/search
しかし、これは個々の患者さんがどのような生命予後を辿るかは予測するものではありまぜん。
あくまでも日本の癌専門病院の全体の治療成績の実態はこのような傾向だとご理解下さい。
手術された病院の術後予後成績・治療成績は主治医に確認するのが良いでしょう。
全国のデータとは乖離した治療成績である可能性もあります。

Stage IVbの膵癌の患者さんの長期予後は困難だと推定されますが、治療開始前の状況で、医学的な予後予測を行うことは困難です。
何かの理由で予後を知る必要があるのであれば、臨床経過や病態を正確に理解している主治医に算定して頂くことをお勧めします。
お大事にしてください。

現在の治療成績として一般的な数字かと思います。一人ひとりに当てはめて考えるのは大変難しいです。余命が数週という方から、稀に5年以上もありえます。担当医と良好な関係を保ち、その時々で変化する状況を捉えて予測することになると思います。おおよその平均を知りたいということなら50%程度の方の生存率期間(この生存曲線では5-6ヶ月程度でしょうか)が参考になります。今は抗癌剤や分子標的薬などが奏功すると予想より長いことがありますが、残念ながら多くはありません。ご本人ご家族にとって納得のいく治療となりますことを願っています。

統計データはあくまでも平均値です.
元々の全身状態や,病変の分布,病勢,治療への反応によって大きく変わります.
抗がん剤が効けば年単位の生存がある方もいます.
逆に病勢が強く,治療に反応しなければ3ヶ月程度かと思います.

余命については個別の患者さんの状態から予測する必要がありますので,こちらでは情報不足で判断不能です.
主治医の説明以上の返答はできません.

ご質問有難うございます。
お示しのグラフの出典が分かりませんが、概ね最近の傾向を反映したものと思われます。
相談者様が見たデータより良い成績、という事であれば、治療の進歩が反映されているのかもしれません。
御参考になれば幸いです。

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。

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